トリプルインパクト
(シマノ)

史上最大級の破壊力!一撃必釣デカバスキラーのスーパーノイジー!!

 バスルアー界の核弾頭、トリプルインパクトです。発売当初、初めて投げた時は「なめとんか」と思いましたね。なにせ、こんなにやかましいルアーは初めて使ったんで。
 そのアピール力はとにかく凄まじいです。大きくロールしながら巨大な引き波を引き起こし、ゴロゴロガラガララトル音が鳴り響き、スイッシャーがバシャバシャいい、輝くボディがギラギラとフラッシュします。
 ところが、これが釣れるんです。いやー、バスっていうのはおばかな魚・・・もとい本当にチャレンジフィッシュなのだなぁ、とこのルアーで釣れると思います。どう考えてもこのルアーでは不向きな小さな野池で釣れたり、なーんにもないオープンウォーターにぶん投げたら釣れたりと、いささか常軌を逸した釣れ方をします。
 04年は釣れなかったのですが、春にカタカナのケンさんが爆釣しているのを見て(笑)、実力を再認識しました。地元の通いこんだ野池ででかいのを釣ってみたり、幻の60UP(たぶんシーバス)を掛けてみたりと本当に油断ならないモデルです。

 写真は120。形状は変わった形のミノーという感じ。ただ、サイズはダイナマイト級。フックが3本も付いています。ボディを左右にローリングさせながら、巨大な引き波とスイッシュ音、ラトル音を出します。でかくてゴロゴロ音の出るラトルが3つ入っています。この音は遠投しても岸で聞こえてしまうほどでかいものです(110、140にはラトルが入っていません)。

 このルアーは現在、数限りないほどいろんな種類がラインナップされていますが、所有しているのは6つ。
 左上が140、右上、左中、右中が120、左下が85、右下が105です。

 ジョイントモデルを除いて、最大最強モデルがこの140。立派にビッグベイトですね。重さも超ヘビー。洒落で野池の沖に投げたら釣れたり、60UP(シーバスかも)を掛けたりと、冗談で買ったのに今では超一軍です。

 個人的には、今年一番嬉しかったバスが、実はこのバス。地元の野池で5月25日に釣り上げた46cm。バス釣りを始めたときからひたすら通いこんでいろいろなことを覚えた池で釣った大物。非常に感慨深かったです。ちなみにルアーは初期型105でした。
 このルアーはとにかくバスを威嚇して、猛らせて何ぼと言うルアーです。ナチュラルとか、サイレントとかいう要素は一つもなく、バスがとにかく気になって気になってしょうがないと言う状態になればしめたものです。
 ポイント的にはバスが潜むストラクチャー際が良いです。写真のバスはウィードパッチに潜んでいたバスでした。オープンウォーターでバズの巨大バージョンとして使うのもありです。アピールがひたすら巨大なので本来は一発勝負のルアーですが、同じところを何度も通すと突然バスがバイトしてくることもあります。
 リトリーブスピードはとにかくスローに。ポーズはあまりつけません。

データ
05年
釣果総数・・・10匹
最大魚  ・・・46cm
釣果内訳・・・30cm未満(2匹)、40cm未満(3匹)、50cm未満(5匹)
状況   ・・・野池(2匹)リザーバー(8匹)。
月別釣果 5月…1匹、7月…4匹、8月…4匹、9月…1匹
カラー別釣果・・・不明。
タイプ別釣果・・・85(1匹)、旧105(4匹)、新105(3匹)、120(1匹)、140(1匹)

使用タックル・・・メガバス・F4-70TX+ダイワ・M-ito103+GT-Rスーパー20LB

データから読み解くトリプルインパクト
・04年は釣れてない。なぜ?
・意外に、釣れるとでかいわけではない。
・でかいタイプの方がでかいバスが釣れるというわけでもないらしい。




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