オカルトバス釣り

 バス釣りには人知の及ばない部分があります。
 何しろ自然を相手にするゲームですから、なにか、得体の知れないものに操られる部分があっても不思議ではありません。その様な物を「迷信である」と否定するのは容易いのでしょうが、どうにも否定できない何かがあるのも事実です。
 バス釣りに関する僕のジンクスに「その日最初にフックアップした魚をばらした日は、その後だめだめ」というものがあります。そのため、僕はその日最初の魚とのやり取りは超慎重に行うのですが、それでばらしが減るくらいならジンクスにならない訳です。メンタル的な物でしょうか?本当にばらした日はリズムに乗れません。
 「キャストが決まった時にかぎって、エビになったりゴミに絡んだりする」というのもあります。これはむかつきます。何とかしたいです。でも不思議な事に、オーバーハング下の、岸際際の倒木の横にビッシっとキャストが決まったと思ったら、ゴミが絡んでルアーが棒のように引かれてくる・・・。という事はやたら多いです。ロングキャストが決まったのにルアーがエビになって、回転しながら戻ってきやがったりすると発狂しそうになりますね。
 「取り込みの事を考えていない時に限ってデカバスが来る」高台から釣りをしている時や、障害物の向こうにルアーを投げ込んだ時に限って、でかいバスが食ってきて、取り込み様が無くてばらしてしまうということがあります。なんどくやしい思いをした事か・・・。
 「終了間際、粘り過ぎるとルアーをロストする」暗くなってから粘りに粘ってルアーを投げ過ぎると、よりにもよって一番大事なルアーが根掛かりしてしまう事が多いです。同じ様な感じで「釣れない時に限ってルアーが無くなる」というのもあります。まぁ、これは釣れない時には無茶な所にルアーを投げ込みたくなるからだとは思うのですが…。
 いいオカルトとしては「よそ見をしてるとデカバスがくる」というのがあります。なぜか、よそ見をしながらリーリーングしていると、ガツンとデカバスが食ってくる事が多いですね。殺気が消えるのがいいんでしょうか?
 「でかいバスが2匹釣れた時は、必ず3匹目が釣れる」これも面白いんですが、1匹しか釣れない時はそれで終わるのに、2匹釣れた時は大抵それで終わらずに3匹目に出会えるものです。まぁ、いい時は釣りかたが嵌まっているのでイケイケになり易いということは言えますね。
 「朝からぜんぜん釣れない1日は、最後にドラマティックな展開が待っている」…信じ過ぎると痛い目に合いますけどね。逆の意味でドラマな時もありますし(笑)。
 皆さんにはこのようなバス釣りに関するオカルトはないでしょうか?あったら是非BBSで聞かせて下さい



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