DEEP-X200(T)
(メガバス)
ディープ攻略の切り札!史上最強のクランクベイト!!

 我が最愛のルアー、DEEP-X200(T)です。なにせ、05年11月現在58個(200(T)、200、201合わせて)所有しています。もちろん、実釣用にはこんなに持っている必要はありません。カラー違いをコレクションしたらこれほど増えてしまったのです。僕がコレクションしているルアーはこれだけ、特別な存在です。
 03年のある日このモデルで連発し(コラム「初めてのメガバス」参照)、それ以来メガバスルアーとディープクランクの釣りに目覚めたという、ある意味罪深い奴です(笑)。それだけでなく、04年度に2週に渡って自己記録を更新したり、シールズカップ2004最終戦ではあわや優勝というような場面を生んでくれたりと奇跡を起こしたことは数知れません。
 正に僕の「confident lure」。苦しい時、渋い時、でかいのを釣りたい時、信じて投げ倒せる真の相棒であると言えるでしょう。

 特徴の一つはディープクランクにしてはスリムなボディです。このため、浮力はやや控えめです。リップは細く、ストラクチャーにヒットすると特徴的なフラッタリングアクションを発生し、ボディサイドが光ります。これがバスにバイトのきっかけを与えているようです。
 メガバスご自慢の多目的重心移動システム搭載です。急潜行性と高い投擲性能を両立させた優れた機構です。ちなみに(T)(写真中)と200(写真左)の違いはウエイトがタングステン化したことにより、小径化。よりボディ最後部にまでウエイトがを下げることが可能になって、投擲性能が上がっている点です。同時に急潜行性とアクションの切れが増しています。

 上記は廃盤のX200。左から最初期(リップの取り付け角が違う)初期(シール目)後期(ほとんど(T)と一緒。フックでしか見分けがつかない)です。(T)よりもアクションが弱く、引いたときのリアクションが少ないためほとんど使いません。もっぱらコレクションですね。

持っていないカラーを見境なく買い集めたらこんなんなってしまいました。このタックルボックスはX200のコレクションボックスと化しています(笑)。これでもまだまだ持っていないカラーがあるのですから恐ろしい・・・。流石にメガバスの中でも歴史が古いルアーのことだけはあります。なお、基本的には店で見つけたものだけを買ってます(オークションで探し始めると歯止めが利かなくなりそうで(笑))。

 特に貴重な最初期型X200。リップの取り付け角が後期モデルと異なります。滅多に売っていませんね。

これもかなり貴重なDEEP-X201。X200のサスペンドモデルとして94〜96年の2年間だけ売られていたそうです。ちなみに、サスペンドしません(浮いてきちゃう)。

 これが、初めて買ったDEEP-X200(T)、ファイヤークローカラーです。こいつが連発しなければ僕がメガバスルアーにはまることもなかったでしょう(笑)。ちなみに、なぜに買う時にこの色を選んだのかというと「赤くてかっこいい」と思ったからです(笑)。

 04年に2週に渡って自己記録を更新(45cm、47cmでした)し、殿堂入りさせたスターダストシャッドカラー。僕はこのカラーが一番好きです。しかし、05年はこのカラーだけで3つもロストしました(泣)。

 05年に某所で投入し、45UPをぼこすか釣れてきた結果、浸水、ご臨終した2つ(上・マットタイガー、下・オイカワ♀)塗装剥げとフックの折損が激しい使い方を物語ります。

 このルアーでは49cmを2本釣っています(05年・7月17日と9月28日。写真は9月28日のバス)。
 このルアーの特徴は、タイトなアクションと華麗なフラタリングです。ややスプーク気味のバスにも口を使わせてしまうこのルアーの釣獲能力は、おとなしい通常アクションとフラタリングのメリハリが生み出しているのだと思います。反面、水平気味の泳ぎ姿勢のため、やや根掛りが多いモデルです。使用の際はこの欠点も考慮に入れる必要があります。
 根掛りが多いのでヘビーカバーでの使用は論外です。アピールも強いとはいえないので、カバークランキングには向きません。広域をボトムノックで広く探るのにも向きません。少ない凹凸でもフラタリングするという特徴を考えれば、ボトムにあまり変化がない場所。コンクリート護岸、粘土質のボトム、岩盤などで使うべきです。食わせ能力が高いので、バスの居場所がある程度分かっている場合に向きます。スプークしたようなバスに強いので、メジャーなストラクチャーなどにも向きます。
 写真のバスはアイを曲げてのウォールノッキングで大マンメイドストラクチャーで釣りました。05年に炸裂したメゾットは護岸の段差の影に隠れたバスを獲るメゾットでした。リトリーブ速度はスローが良く、軽いトゥイッチも良いようです。

 データ
 04年
釣果総数・・・16匹
最大魚  ・・・47cm
釣果内訳・・・35cm未満(8匹)、40cm未満(3匹)、45cm未満(2匹)、50cm未満(3匹)
状況   ・・・リザーバー(11匹)、野池(5匹)
月別釣果 3月…1匹、6月…6匹(最大魚獲得)、7月…3匹、8月…2匹、9月…2匹、11月…2匹。
カラー別釣果…スターダストシャッド(12匹)、GPILファントム(4匹)。

 05年
釣果総数・・・26匹
最大魚  ・・・49cm
釣果内訳・・・30cm未満(1匹)、40cm未満(1匹)、45cm未満(8匹)、50cm未満(16匹)
状況   ・・・リザーバー(24匹)、野池(2匹)
月別釣果 4月…2匹、6月…1匹、7月…20匹(最大魚獲得)、8月…2匹、9月…1匹(最大魚獲得)。
カラー別釣果…オイカワ♂(2匹)スターダストシャッド(2匹)、GPILファントム(4匹)、オイカワ♀(13匹)マットタイガー(4匹)、ピーコック(1匹)

 使用タックル・・・メガバス・F4-70TX+ダイワ・M-ito103+スーパーGT-R20LB

 データから読み解くDEEP-X200(T)
・何しろ釣れるとでかい。子バッチはほとんど釣れない。
・意外に一年を通して満遍なく釣れている。
・カラーはあんまり関係がない(ディープだからか?)

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